誰かが忘れたおもちゃ箱

TRPGオンラインセッションのリプレイを載せていこうと思います

シノビガミ最終話白銀感想

 どうも、白銀のプレイヤーをしております羽丘と申します。


 最終話感想の前に、キャンペーンを無事に完結させたGMの小桃さん、そして一緒に遊んでくださったkiyoさんとteslaさんに改めて感謝とお礼を申し上げますm(_ _)m

 いやー。見事、終幕にいたり本当ホッとしました! もちろん、一番プレッシャーがあったのはGMだと思いますがw 何しろ、第壱話から素晴らしいセッションの連続だったので、凄まじくハードルが上がってましたからね……。


 GMほどではないですけど私もいちおー、ヒロイン(?)役として、
「変な発言をして、これまで積み重ねてきた白銀のイメージを壊せないよな~」
という妙な重圧があったのは事実ですw

 まあ、そんな感慨はともかく最終話を振り返ってまいりましょー。あ、GMから、
「長文の感想お待ちしています」
とフリがあったので、ムダに文が長くなっておりますw 予めご了承いただければ幸いですm(_ _)m


 さて、いつもの開幕サービスシーン。最終話ということで、肌色を多めにしてみました! とはいえ、前回の霧隠の例があったため、一之進さんにはトラウマになっちゃってたみたいですねw またまた、お詫びしておきますm(_ _)m

 で、最初のまひるとドラマシーン。良いシーンを台無しにした、まひるの秘密の確認なのですが。何しろ、二三雄さん曰く『軟体生物』で誰にでも化けられる霧隠がいるかぎり、見た目だけでは本物かどうか判断できないんですよ……。

 というわけで、初手は同盟を結ぶまひるの秘密確認と決めていました。彼女の秘密を確認し、白銀との使命に齟齬がないとわかったからこそ、まひるに(ムリもない)敵意を抱く二三雄さんや一之進さんにたいし、
「……まひるさんは敵では無いのです」
と断言することができたんです。

 その後、まひるさんに、
「……わたしを騙したのですか!?」
と白銀が叫ぶシーンがありますが。あの時点で、まひるさんと白銀が協力する約束をしたことを霧隠は知らなかったわけです。

 それを私のうかつな発言で、明るみに出してしまいましたorz 後で千冬さんたちに問い詰められたとき、まひるさんが、
「ああ、あれ? 白銀には『アンタに協力する』ってウソついただけだよ♪」
と言い逃れできるよう、苦しまぎれの演技をした、というのが実情です。とはいえ、結果的にまひるさんの立場を明確にして、後戻りできない状況へ追い込んだので良しとしましょう←


 そして、次の一之進さんのドラマシーン。てっきり二三雄さんと感情を結ぶのかと思ってたら、白銀だったのには驚きましたがw 出ましたねえ、愛情!!

 ちなみに白銀。参話 其ノ九で、一之進さんに憧憬の感情を結んでいます
しっかり、憧れ→愛情とフラグが進んでいるんですよね~。

『白銀、一之進さんとの間柄はどうしようかなー。まあラブコメってわけでもないし、感情次第でいいか』
などと、ぼんやり考えてはいました。しかし、ピンポイントで愛情が出るとは!

 この時点で、ラストの演出は決定ですw 二三雄さんや京四郎さんと結んだ感情によっては、展開が異なっていたでしょう。いやぁ、ダイスさんは本当にエンターテイナーです……。

 その後の戦闘、一之進さんの出目がスゴかったー! で、棚ボタで白銀に勝者の権利が回ってきたわけで。実は最終話、私の秘密ゲットの選択って、ことごとくハズしているんですよねorz 真五さんの秘密をこの時点で手にしていれば、彼の洗脳を解くことも可能だったと思います。まあ、楠木一族的には七海さんの秘密を入手したほうが盛り上がったと考えましょう←


 さて、3サイクル目の最初、白銀のドラマシーン。いえ、イヤな予感は少しあったんですよ? だから、ファンブル以外の出目で千冬さんの秘密を抜ける状況を整えたんですし。

 ここでファンブルかよ!?

 GMには『持ってる』とお褒めの言葉をいただきましたが、こんな運の持ちかた嬉しくないです(┯_┯) ウルルル

 そして、次のまひるさんとのドラマシーン。後に述べてますが、私ちょっと変な思い込みしてたんですよね……。それは、小夜さんの救出についてで、なんかクライマックスで、
「千冬さんを倒して助け出す!」
みたいに決めつけてしまっていて。その前のサイクルで助け出すということに思いいたらずorz GMにフォローしていただき、ありがとうございますm(_ _)m


 で、サイクル最後の二三雄さんのドラマシーン。まひるさんと小夜さんを口説き落とす(?)ところはさすがとしかw おかげさまで、2人と神器まで味方にでき、本当に助かりました!


 そしてそして、クライマックス。……ラストシーンもそうなのですが、白銀の台詞が長文になってしまい、本当にすみませんm(_ _)m しかしGMにも言われましたように後悔しないため、できるかぎりの演出をしたかったんです。

 あ、ここの白銀の過去話ですが。第肆話のキャラクター紹介:泥眼面にて、こっそり伏線を張っていますw
ええ、GMなら拾っていただけると信じていましたとも!w

 そんなこんなで、次々と明らかになる秘密。これこそ、時間をかけて物語と設定を積み重ねてきたキャンペーンの醍醐味ですよね。それにしても、第壱話の時点でGMがここまでのストーリーを思い描いていたとは……。


 さて、クライマックスの戦闘ですが。……とことん、霧隠の影分身は成功しなかった気がしますorz いやまあ、今回の霧隠は敵のNPCだから失敗は歓迎すべきなんですが、キャラを作成した人間としては複雑でしたw

 クライマックスでの白銀の見せ場、それはこの霧隠のクリティカル奥義を防いだ場面でしょうか。斜歯忍軍と霧隠が敵として登場することは予想できていましたので、その想定を元に白銀の忍法や奥義を再構成しています。……なんだか振り直しのアイテムばっかり、使ってもらった印象ががが……。

 霧隠の最期の台詞につきまして。まず二三雄さんの設定として、長男の一之進さんにたいしてコンプレックスがあるんですよね。で、霧隠としては一之進さんと京四郎さんについては名前で呼び、二三雄さんについては楠木一族とひとくくりにすることで今まで眼中に無かったことを演出しようと考えていたんです。でも、徹底しきれていなくて、たしかに何度も名前で二三雄さんを呼んでいました……お恥ずかしいorz

 そして、千冬さんの悲しい最期。ここも、しっかり一之進さんが決めているんですよね。さすがとしか言いようがありません。

 毒堕としに関して。今回、白銀はサポートキャラに徹すると決めていました。で、ダメージについては、これまでも一之進さんと二三雄さんは回復の奥義を選択することが多かったので、受けると地味にキツい変調を治せる毒堕としを取っていたんです。小夜さんにたいして、毒堕としの忍法が使えて良かった……。やっぱり、まひるさんと小夜さんは一緒にいないとね!


 さてさて、ラストの白銀と一之進さんのシーン。前述しましたように、感情の愛情が出た時点でこの演出をすると決めていました。まあ、お互い気恥ずかしい場面になることはわかっていましたので、念のため一之進さんに確認は取りましたよ?w

 GMも最後に言っていますが……この物語は楠木家、その家族のお話だったと思います。ですから白銀が一之進さんと家族になる、という結末はある意味当然の帰結だったのかな、と。


 ……そのラストシーンに向け、あれだけ白銀が愛情をアピールしていたつもりだったのに、
「なんで最終的に一之進とくっつくことになったのw」
などと、のたまいなさいました一之進さんは、まさにリア充許すまじ! だと思うんですよ、ええwww ……このときの一之進さんは、ホントにラノベの鈍感系主人公を彷彿とさせましたねえ……w


 そうそう。白銀の部下、池田巡査長についてリプレイ内では触れていませんでした。彼も、主筋の娘でありながら妹のように感じていた白銀のため、比良坂機関を抜けたと思います。一之進さんと白銀の邪魔にならないよう、新たな隠れ里に迫ろうとする追っ手を、密かに片付けているのではないでしょうか。

 その中には、父親の愛情に飢えていた白銀をいいように利用した、あの上司も含まれていたかもしれません。他の登場人物についても、ほろ苦いところはありながら、それぞれの結末に落ち着いたと思います。


 本当に、長文になってしまいました。ではでは、ここまでお読みいただき本当にありがとうございましたm(_ _)m もう一度、GMの小桃さん、kiyoさん、teslaさん。そして読者の皆さんにお礼を申し上げ、おしまいといたします。