誰かが忘れたおもちゃ箱

TRPGオンラインセッションのリプレイを載せていこうと思います

第壱話を終えて

 GMをやらせていただきました、小桃でございます。
 何と云いますか・・・GMのミスをPCたちがカバーしてくれたおかげで、ここまで良いお話になったと思ってます。正直、次のお話を作るのが怖いくらい。
 実際、キャラクターメイキングの頃からキャラの立ち方が半端なく、はじめてからも一之進がシーン乗っ取りつつ取りに戻った写真を上手く絡めてくるし、何とか守ろうと京四郎は東奔西走するし、霧隠さんは怖いし・・・PCの予想を上回る上手さと私がシステムに慣れていないこともあり、パンク寸前まで追い込まれていました。特に最初のシーンは京四郎のシーンなのに、上手く出来なくて申し訳なかったなと・・・ごめんなさい。
 個人的には霧隠さんの最後には心残りがあって、もう少し『忍びの命は使命よりも大切なんだ』ということを伝えた方が良かったなと思っています。『今回はここまでか・・・じゃぁ、またどこかで殺りあおうよ』で退場でも良かったなと。最後はプレイヤーが決めることなので、あまり強く云えませんが、もったいないなという気持ちは、未だに強く残っています。
 シナリオヒロインの八重というキャラは、楠木家の色々を決める雑談の中で不意に生まれてきました。それまでぼんやりと考えていたシナリオが、八重を思いついたその瞬間全てクリアになり、あとは忘れないように書き起こすだけになったという・・・久しぶりに感じた不思議な瞬間。神様が降りてきた瞬間って、こういうことなんだろうなと。
 あと個人的にも八重桜が好きなので、いつかシナリオとしてできたらいいなとは思っていました。それをこのような形にできたことが何よりうれしい。
 そのうちに八重自体をキャラとして使えたらいいなと思っているのですが、『クラス:忍者』があるゲームってそんなに無い気がします・・・最近だとARAくらいでしょうか?AdWizでやってみたいけれど、誰もGMしてくれないよね、うん。
 当分こんなセッションはできそうにありませんが、せめて次からはルール上のミスを無くし、プレイヤー側からの無茶ぶりをできる限り拾って行けたらいいなと思います。
 次もまた楽しいセッションになるように、とりあえずシナリオ作らなくてわ・・・神様、降りてこないかなぁ。



 八重のデータを載せておきます。奥義が二つありますが、下の方はシナリオとして設定したものです。

名前:楠木八重(クスノキ・ヤエ)
年齢:14歳
性別:女
流派:斜歯忍軍
階級:中忍
表の顔:中学生
信念:和
身長:144cm
体重:37kg
髪の色:黒
瞳の色:黒
特技:《針術》《縄術》《掘削術》《遁走術》《九ノ一の術》《異形化》
忍法:【接近戦攻撃《異形化》】【返し技《針術》】【覚悟】【闇蜘蛛】【射撃戦攻撃《掘削術》】
忍具:なし
『奥義』:
 名前:蛇返し(ヘビガエシ)
 指定特技:《縄術》
 効果:『判定妨害』

 名前:鬼ノ骸(オニノムクロ)
 指定特技:《異形化》
 効果:『不死身』





おまけ
???:「櫻に付けた発信器から、電波が途絶えたと云われやって来ましたのに、この天候ではさすがに探せませんね・・・をや?代わりにいい素体が。それなら代わりにこれ持って帰りましょう・・・」