誰かが忘れたおもちゃ箱

TRPGオンラインセッションのリプレイを載せていこうと思います

肆話 其ノ三十五:白銀~脱出

GMさて、最後に白銀のシーンやってお終いにしようか
霧隠:あ、あるんですね。
GMうん。



??? (GM):「……起きて、白銀。起きて……今しか無いのよ、チャンスは」
霧隠 → 白銀:「……?」
??? (GM):「あの女がここを出る時なんて、そうそうないのだから、さぁ、起きて」
白銀:「……あなたは……」
GM目の前にいるのは……小夜。
白銀:あ、小夜さんか。「……小夜さん……?」
小夜 (GM):「いい、あなたはここから逃げるの。そしてまひるに伝えてちょうだい……と」
白銀:じっと、次の言葉を待ちます。
小夜 (GM):「私は無理だけど、あなたは関係ないわ。今なら行けるはずよ。さぁ、早く!」
白銀:「……わかりました……ご無事で……!」白銀は力強くうなずき、走り出します。霧隠との戦闘で服は破れ、雪のように白い肌が見えてしまっていますが、気にもせずに走って行きます。*1
小夜 (GM):「……えぇ、待ってるわ」
白銀:そして、小夜の視界から見えなくなりました
GM暗闇を抜け、夜道を抜けて……気づけば笠松公園に出ていた。
白銀:「……ここは……」
GM眼下に広がるのは天橋立
白銀:「……天橋立? どうして、こんなところに」
GMそう思うのも不思議では無い。国立公園や遺産のほとんどは比良坂の管理下にあるはずの場所……なのに何故こんな所に捕らわれていたのだろうか?
白銀:「……なぜ? 機関の管理下にあるはずなのに……想像したくない……でも、わたしは変わらなきゃ。そうですよね、一之進さん」*2
GM悪い考えが頭をよぎる。*3
白銀:「……まずは、連絡を取らないと」比良坂機関を避け、隠れ里のネットワークで池田巡査長に連絡を取ります。
池田 (GM):「蘭様! 蘭様ですか!? 今どちらに??」*4
白銀:「……池田巡査長……すみません、わたしは無事。今、天橋立に」
池田 (GM):「そんなところに……今向かいます」
白銀:「……気をつけて、比良坂機関には悟られぬよう……」
GMヘリが到着するまで、これからのことをあなたは考えていた……。
白銀:「……わたしは、何を信じればいい?」
GMでおしまいにしましょう。

*1:
三姫:あ、本物の白銀さんだ。 (ラッキースケベ
二三雄:おっと!
白銀:認識するのは、そこですか!w
二三雄:いやいやいや、無事で良かったな、と。
白銀:あ、ありがとうございます m (_ _) m
二三雄:池田さんのがんばりも報われたよねえ……。
三姫:うんうん、そういえば池田さんその後どうしたんだろ。
GM連絡取って欲しいわ、白銀さん。
白銀:はーい。

*2:
三姫:一之進の名前でてきてびびったわー。
二三雄:いっちーいいなーうらやま!w
三姫:これでさ、一之進に優しくしてくれてた白銀がじつは霧隠でしたーだったらほんとうにもうね、……本物で良かったです。
二三雄:それは……あかんw
白銀:それはないですw
三姫:一之進は一生女にトラウマできるでw
二三雄:ああー可哀相に。

*3:
一之進:同時刻:昏睡状態の一之進のまぶたがぴくりと動いていた。
GMしかしそれに気づく一族のものは、まだいなかった……。

*4:
三姫:池田あああああ。
二三雄:きた! 池田さんきた!
三姫:感動の再会!?
二三雄:うわーん良かったよう。 (既に中の人的な発言)
三姫:こんかいめちゃめちゃ低そうだw
霧隠:ですね、みんな忍務失敗w
二三雄:んだ。