第1話Bパート-10『「時間の問題だと思うんですけれど」「時間？」「儀式の完了」
GM：ゴブリンの体を調べると、胸の真ん中に球体がくっついていたような凹みがありますね*1
クロム：ううむ。瘴気を消し去る方法は無いのかなあ? 凹みをよーく見る。黒く変色してるとか?
GM：そのとおり! アザになってます
ユリヤ：不自然ねぇ
ベリル：ムシみたい…
トゥーガ(GM)：「私の知識では、こんなことができる魔物として思い当たるのは…魔族だけだ。魔族は邪神の眷属だ。邪神復活のために活動している。そして魔族には、瘴気を人に打ち込んで急速に[邪悪化]させることができるものがいる。もし、誰かがそうなった場合は[邪悪化]が完了する前に、瘴気を打ち込んだ張本人の魔族を倒さなければならない」
クロム：あざ…魔族に埋めこまれたってことか。
ユリヤ：この地で生贄にされるゴブリンが、この場所に発生したのも何か理由がありそうねぇ
ベリル：倒せれば、はずれるのかしら??
GM：はい、そうですね
ユリヤ：じゃあサクっとやっつけちゃいましょう〜
クロム：邪悪化完了の状態って分かるのかな?
トゥーガ(GM)：「難しいな…」
ベリル：あ。今、黒真珠っぽいのの色って、遠目から分かりますか??
GM：はい、わかりますよ〜。独特の、渦を巻くような模様の黒色ですね
ベリル：まだ黒い??
GM：いえ、しばらくすると宙に消え去ります
ベリル：消え…た?
ユリヤ：宙に消えるのって、やどり主から離れた時かしら?
GM：はい、そのとおり
ベリル：宿主から養分吸ってないとダメとか??
ユリヤ：それとも効力がなくなったか…なるほどねぇ
GM：そこまでは、わかりませんね…
トゥーガ(GM)：「形を保てなくなった、というところか。ここで、あれこれ考えていても始まらないか。道の先へ進もうと思うが、いいか?」
クロム：ほむ。うだうだ悩むより早くやっつけちゃうのが得策だね!
ベリル：ですね…参りましょう
ユリヤ：いくわよ〜
GM：では、マップ切り替え〜
クロム：うい!
ベリル：なんかショッカーの怪人が潜んでそうな感じがする
GM：正面と右へ行く道がありますが、左の草むらに巨大なヘビがいます。頭から尻尾まで5メートルは、ありますね
クロム：ででででか! 蛇?!
