第1話Bパート-20『「ふさ飾り？ いくらだろう…」「わかりません。450Gぐらいと推測します」』

クロム：んん?　ふさ飾りをつけたゴブリン?
GM：はい、靴を履いていますねw　前回、[エネミー識別]に成功している皆さんには、わかります。あれこそゴブリンリーダー(以降、GLと略称)です
ベリル：BLじゃなくて残念ね、ラビ
ユリヤ：あぁんw　そこ〜w
ベリル：ふさ飾りって??
GM：房飾り。羽根とかを飾り付けている酋長の頭かざり
クロム：他より知能が高そうなゴブリンかにゃ?
GM：それはわからないけど、偉そうですw
ユリヤ：房飾り…腰みのだと思っちゃった〜
ベリル：アメリカンインディアンみたいな感じ?
GM：そうそう、それ!　[ドロップ品]に、そう書いてあるのです。ちなみに450G
ベリル：きら〜ん\_\
ユリヤ：なるほど〜、お洒落じゃな〜い
クロム：着飾って偉そうにしてるってことは、そこそこの知能と社会性があるってことかもにゃー。
ユリヤ：先に叩くとお得なのね〜
GM：GLには司令塔という特殊能力があり、配下のゴブリンの[達成値]にプラス4できます
GM：GL「ふん。40匹のゴブリンがいても時間稼ぎさえ、できませ…できナイカ。まあイイ、わた…オレが直々にコロス」
　GLは鼻で笑ったあと、ところどころ言葉をつっかえながら言い放ってきます。このGLは人間から奪ったと思われる宝飾品や、ピアスやネックレスみたいなもので飾り立てています
ユリヤ：あら〜 、いいものつけてるじゃな〜い。そのネックレス私も欲しいわ〜ん
ベリル：「豚に真珠って、このことよね…やだやだ」
クロム：着飾ることで上に立って悦に入ってるんだろうけど、世の中そう甘くないぜ!
GM：GLは胸を張り、皆さんを馬鹿にするような目で眺めていますね
クロム：生意気な!