誰かが忘れたおもちゃ箱

TRPGオンラインセッションのリプレイを載せていこうと思います

最終話 其ノ二十三:二三雄~家宝

GMでは最後、二三雄の番です。キャンペーン最後のシーンです、どうしますか?
一之進:白銀の秘密も気になるな。*1
白銀:私の想像ですが……一之進さんが、秘密で八重さんの居場所を持っていると思います。なので、戦闘で一之進さんが敗れ、千冬さん側にその情報が渡ったらマズい。
二三雄:いっちーが知ってそうなら、秘密抜きに行かない方がいいなあ。
一之進:私が知っていたところで条件を思い出せ。クライマックスまでに知られなければ復活はしないはずだ。*2
白銀:ですね。
二三雄:ほむ。いやー、もうこれすげえ悩むよね。
白銀:本当に……!
GM自分が一番したいことすればいいと思うよ?
一之進:フミの望むものが手に入るよう動くがいい。
二三雄:知ってしまったからには丸く収めたくなるじゃん!
白銀:ですねぇ……。
GMあー苦労人気質ですね。
一之進:お兄ちゃん的には、あのアマ殺してほしいかな☆
二三雄:だからー、秘密抜かないでおいたのにー!ひどいよー!
白銀:www
一之進:あとできることといえば……戦闘を有利にするために感情結んどくとか?
白銀:もしくは真五さんの洗脳を解くため、ダメ元で真五さんの秘密を獲得するか。
二三雄:それなあ。
一之進:洗脳が解けたら味方にできるのかな?
白銀:秘密を獲得した後、行動が必要だと手番が足りない危険がありますorz
一之進:賭けだね。
二三雄:あれ?NPCの使命は公開しちゃっていいんだっけ?
白銀:自分の秘密以外は、公開してOKですよ。
二三雄:まひるさんは白銀さんの秘密くれよーとか思ったけど、両方とも感情持ってないと連携しないんだっけ?
白銀:他者の秘密を公開するかしないかは、本人の意思ですからねぇ……感情を結べば、無条件でゲットできますが、二三雄さんにお任せしますm(_ _)m
二三雄:ああ、そこなんだけど、まひるがゲットした白銀さんの秘密教えてけさい……。
GMあぁ、ごめん。
二三雄:……よし、予想通り!*3
GMさて、どうします?
二三雄:小夜のとこ行きたいなーと。
一之進:おお、いけたんだねー。
GMドラマ?
二三雄:ドラマです。
GMただ、もれなくまひる出てくるけど、いい?
二三雄:いいよー。 STシーン表
 ShinobiGami:シーン表(10) → 大きな風が吹き荒ぶ。髪の毛や衣服が大きく揺れる。何かが起こりそうな予感……
GM天橋立のそばということはわかる……が、今どこに居るのかはわからない。
白銀:相変わらず、風が強い……。
二三雄:「なんつー風だよ、まったく!」とか言いながら単独で小夜を探す。ここら辺なんだけどなあ?
さよ (GM):「あら?」
まひる (GM):「フミー?どうしたの??また迷子??」
二三雄:「うえっ!?(振り返る」
白銀:迷子www
二三雄:「ちょ、まひる!しっつれいな!迷子じゃないよ!迷子はそっちのお嬢さんだろうがー (と小夜を指さす」
さよ (GM):「行方不明者……だったかしらね?」
二三雄:「まあ、『助けに来ましたよ、お姫様』って感じかな?」*4
まひる (GM):「あはは、なにそれw」
二三雄:「うるさいなあー(まひるの頭わっしゃわしゃ 」
まひる (GM):「きゃーw」
二三雄:「冗談はともかく。あー、まひるが居るならちょうどいいかあ」
まひる (GM):「ん? なに??」
二三雄:「本題なんだけどね。あのね、君達ふたり、楠木の本家に来てくれないか?」
まひる (GM):「いつ?」
二三雄:「ココをすぐに出られるならすぐにでも。あ、でも千冬さんの件も片づけてからの方がいいかなー? まあ、君達が嫌だと言うならそこで話は終わりなんだけど」
さよ (GM):「理由をお聞かせ願いますか?」
二三雄:「うん、本家の家長が瀕死の重体でね。千冬さんの仕業なんだけど」*5
まひる (GM):「死ぬことはないんじゃない?あのおっさんなら」
二三雄:「あー、それ僕も思ったんだけどね。それがねー、死にそうで手の施しようが無くて覚悟してくださいってさ……」
まひる (GM):「えっ?」
二三雄:「で、助かる手立てが神器があればどうにかできるかも?って話なのさ」
まひる (GM):「つまり……家宝?」
二三雄:「そう、それ」
GMそこで二三雄は気づきます。
二三雄:お?
GMまひるの手にさっきまで持っていなかった刀があることに。
まひる (GM):「要は、これ……だよね?」
二三雄:「うん。返してとは言わない。貸してほしい……たのむ」
白銀:ここで、小夜さんもクライマックスの戦闘に参加してもらえるよう、二三雄さんが説得してくれれば……小夜さんを助け出した以上、この二人に千冬さんと戦う理由があるのかどうか……。*6
GMさて二三雄、ここから先のロールが少し変わりそうなので、判定を先に……感情と秘密のどっちに行きますか?
二三雄:秘密だねえ。小夜のを。《意気》で。 2D6>=5
 ShinobiGami:(2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
白銀:おお……。
GMすごいよ、あんたら……えっと、小夜の秘密は……長いのよ。
白銀:ほほう。
二三雄:……確認した!あと念のためこっちから確認したいことを……。
GM……OK?
二三雄:OKです!
GMでは話に戻します……というか、クライマックスで予定してたことをここでやります。
さよ (GM):「まひる……いいのではないかしらね」
二三雄:「小夜!君……もしかして?」
白銀:おお?
さよ (GM):「まぁ、お任せくださいませ……さ、まひる」
まひる (GM):しばし考えて「そだね、うん。フミー……違った、二三雄さん」
二三雄:「お、おう……」
まひる (GM):「今回、本当にありがとうございました」
二三雄:「何を……」
まひる (GM):「正直に云うと、アタイ一人じゃどうにもならなかった」
二三雄:「そりゃあ、うら若い女の子一人じゃあねえ」
まひる (GM):「あなたはじめとして助けてくれたから、こうして隣に小夜が居るの……そのお礼はなにもできないけれど、この刀が役に立つというのなら、持って行って……ううん、お返しします」そう云って、刀を差し出します。
白銀:おお!
二三雄:「あー、まてまて。なんでそうなるかなあ?」
まひる (GM):「アタイにはもう、必要のないものだから、むしろ持ってると狙われて面倒? みたいな」
二三雄:「まあたしかにw」
まひる (GM):「アタイには小夜が居てくれれば、それでいいんだ」
二三雄:「それはそうと、キミたちはそのあとどうするのさ?」
まひる (GM):「どうにかなるんじゃない?」
二三雄:「どうにかってなー」
まひる (GM):「今までも何とかなってきたし」
二三雄:「放浪する訳かい?」
まひる (GM):「ん~そうなるかな?」
さよ (GM):「ふふっ、二人居れば、何とかなりますわよ」
二三雄:「んー、君たちさえよければさあ。楠木の本家で暮らしてみる気無い?」
まひる (GM):「あはは、それだけはない、ごめんね」
二三雄:「やっぱダメかあw」
白銀:
まひる (GM):「あそこは小夜と出逢えた場所ではあるけれど、それまで小夜が受けてきたことを思い出させてしまう場所でもあるから……ごめんフミー、それだけは無理。でも何かあったら駆けつけるよ、役に立つかどうかわからないけれど」
二三雄:「そうか……ごめんね。悪かった。あと、もう一個。僕ら、これから千冬さんを倒しに行くから、もし、助けてくれたらうれしいんだけど、ダメかな?」
まひる (GM):「わかった……約束」といって小指出すよ。
二三雄:「うん、約束」(小指を出す
まひる (GM):「ゆ~びき~りげんまん、う~そついたらか~ほうでせ~っぷくっと、ゆ~びき~った!」*7
二三雄:「あっはは、物騒な指切りげんまんだ。これは約束固いね」
さよ (GM):笑いながら「……まひる? 駆けつけなかったらあなたも切腹なのよ?」
まひる (GM):「(・・。)ん??大丈夫、絶対にいくから!」
二三雄:「うん、ありがとう二人とも」(頭を優しく撫でる
まひる (GM):「さ、いこっか!」
さよ (GM):「えぇ……っとそうですわ。最後の戦い、私の案に乗ってはくださいませんか?」
二三雄:「うん、それはいいんだけどさ。君が危なくない?」*8
さよ (GM):「大丈夫ですわよ、私とまひるに勝てなかったのはどなただったかしらね?」
二三雄:グッ*9「それは、うん。君たちのが優秀だ。やっぱ家宝持ってていいんじゃない?」
まひる (GM):「もういらないよーw」
二三雄:「あはは、ありがたく受け取っとくよw」
GM二三雄はプライス:楠木家の家宝を手に入れました。
二三雄:わーい!
白銀:おおー!
GMでは、ここでシーンを切りましょう。
二三雄:ういっす、、長々と済みませんでした!
白銀:いえいえ、素晴らしかったです!
一之進:よかったな。家宝が戻って。これで晴れて次期家長w
二三雄:嫌だなあ……。面倒事は嫌だよ……。



*1:
白銀:八重さんの復活の条件も判明してないんですよねー。
一之進:そうだねー
二三雄:うううん。
GM千冬の秘密に明記してあるよ?
二三雄:居場所見つけたら?
GMうん。正確には脳随、ですね……ネタばらしするけど、第壱話の霧隠の秘密読み返すといいよ。
一之進:あー、『生きてても死んでても持ち帰ると……』だったっけ?
二三雄:だったな。
GM記憶力いいな。
一之進:あの時は設定のためにいろいろ必死に考えてたからなー。

*2:
二三雄:復活ってさあ、成功例、霧隠なんだよなー。なんか持ってるかな?
一之進:秘密が千冬を守るだからなー。

*3:
GM裏話。条件的に八重の復活はなくなったんだよね……キャラ作ったけど、無駄になってしまった。使命と秘密もあったんだけどねw
二三雄:にゃぬうううう?
GMもう手数が足りない。ばらばらに挑んでもよかったけれど、居場所知らないし居場所抜いてる余裕はない。
白銀:うむむ……。

*4:
一之進:相変わらずの色男だなフミ
白銀:確かにw
二三雄:なんでやー!

*5:
一之進:まあ、あれだけの深手を負っていたらしばらくは復帰できないだろうし。この件が片付いたら九十九は隠居するかもしれないから実権は次世代が持つことになりそうだね。
白銀:確かに……。
一之進:と、今のフミのやり取りをみててふとおもったけど、この色男が家長になって大丈夫なのかw
白銀:www 信頼しましょうよ!w
二三雄:まて!僕のどこが信用できないのか?僕は嘘はつきませんよ!
一之進:九十九の二の舞にはなるなよ、妻は一人で頼む
白銀:ああー、その危険性がwww
二三雄:いや、それはそれはーーーw

*6:
一之進:気になることといえば、真五だな。どうして《異形化》ができたのか……。
白銀:ああ、そうですね……手番が足りなかったですorz
一之進:どうして《異形化》ができたのか……実子じゃないということもあり、あの3人の生まれには謎が深い。
白銀:本当に……。

*7:
一之進:家宝で切腹ww
白銀:切腹www
二三雄:まひるのセンスェ……。
白銀:さすが、まひるwww

*8:
白銀:まず、小夜さんたちの心配をする二三雄さん……これが色男か……。
一之進:すぐボディータッチするとことか!
二三雄:なんでだよー!
白銀:www
二三雄:ボディータッチは子供と見てる証拠だよー。白銀さんにはしないじゃん?
白銀:ああ、確かに……。
一之進:ほら、気になる人ほどできなくなるっていうアレ?

*9:
GMごめん、言い返せないよね、これw