誰かが忘れたおもちゃ箱

TRPGオンラインセッションのリプレイを載せていこうと思います

最終話 其ノ三十一:七海~旅立

七海 (GM):「それじゃ兄様方、さようならです……もう逢うことは……ないといいね」
一之進:「七海、どこへ行く。一度抜けたらもう戻れないと思え。私のようにな」
七海 (GM):「私は母の後を継ぐ気はないけれど、戻る気もない。私は私の道を行くわ」
一之進:「最後に一つきいていいか」
七海 (GM):「なにかしら?」
一之進:「千冬を……母と慕っていたか?」
七海 (GM):「慕う……とは違うのかしらね。八重はどうかわからないけれど、私は本当の母を知っていたし、真五兄はそれに悩み、疲れ、壊れるくらいなら……って今の状態になってしまったわけだし……そういう点で千冬さんは優しかったと思うわ」
白銀:「…………」家族の問題なので、口は挟めません。
一之進:「今回の件で私に対する風当たりの強さもなんとなく理解できた。君たちがどう生きるかは君たちで決めたらいい」
七海 (GM):「私は抜けるわ……けど、真五兄はおいていくわよ?」
一之進:「そうか……楠木家を出るのであれば、私たちは仮にも忍びの一族。流派を抜けるならば…楠木家を出るのであれば家長(代理)とケジメはつけておくんだな」フミ、仕事してこい。
二三雄:家長(代理)かよw「ああ、もう。面倒なことは僕に押し付けるんだからー」*1
一之進:「直接の関係者ではないからな。私もいわば部外者だ」
七海 (GM):「それよりもいいの?代理じゃない家長のことは」
白銀:千冬さんから欠片は取り戻せるんでしょうか?
GM欠片の方は儀式に使われていたらしく、すんなり見つかるね。
白銀:おお。
二三雄:ほむ。儀式のとこにあったか。「良くないよ。それより君だ」
七海 (GM):「なに?」
二三雄:「七海、君が楠木家を出るなら覚えておいてほしいんだ」
七海 (GM):「なにを?」
二三雄:「帰る場所はここ楠木家にあるんだってことを。流派云々は横に置いておいて、家族なんだしさ。疲れたら帰っておいで」
一之進:(ぐさぐさ)
白銀:(一之進さんwww)
一之進:(そっぽを向いてたばこふかしてます( ´)y-~~)
七海 (GM):「あはっ、それは一番上の人にも言ってるの?」
一之進:げほっ、げほっ。
二三雄:「ん? 兄弟たちみんなだね!」
白銀:二人そろって行方不明ですからねぇ……w
七海 (GM):「そう言うことにしておいてあげるわ……それじゃ、行くわ」
一之進:「……達者でな、我が愚妹」
二三雄:「うん、外でいろんなもの見ておいで(七海の頭をなでる」*2
七海 (GM):「愚かなのはどっちかしらね?愚兄 (クスッ」……そう言うと七海は天橋立を後にした。

*1:
白銀:ここでムチャぶりがw
二三雄:むちゃぶりが!
一之進:はやくしごとしろw
白銀:いきなりだから大変w
一之進:ふふふ、ゴメンね☆
白銀:鬼だ……w

*2:
二三雄:何も考えてなかったわあ。びっくりだわ!
一之進:おつかれ、いいシーンだった。
GM無茶ぶりって、怖いよねw
一之進:あれっw
二三雄:フミだったらどう言うだろう?ってのを初めて真剣に考えたわ!
一之進:あー、「お前が家長になった暁には楠木家も安泰だな」っていうのわすれてた。
二三雄:言わんでいいーw