最終話 其ノ三十:千冬~終幕
千冬 (GM):「千年も待って……もう一度我が子を見ることはかなわず、ですか……」
白銀:千年!?
一之進:老いず死なずの身なのか。
GM:『千の冬を越えてでも我が子に逢いたい』から、千冬なのですよ。
白銀:ああー。
二三雄:暖かい春を見ることは無かったと。
GM:そういうことになりますね。*1
千冬 (GM):「おもちゃだと思っていた者たちにやられるとは、ね……でもこれで……あの子に逢えるのかしらね……('-'*)フフ」
二三雄:「人間は貴女の遊び道具ではありませんよ」
千冬 (GM):「そうね、おもちゃにしては、手応えがありすぎたわね……」
一之進:「和魂 (にぎみたま) として次の世で我が子と1からやり直せ……もう二度と家族を壊したりするなよ…千冬母君……」
千冬 (GM):「しん……ご……なな……み……や……え……」
GM:その後はもう聞き取れない。
白銀:「……千冬さん、安らかに……」
二三雄:実験体だったとしてもちゃんと名前で呼んでたんだよなあ。それなりの愛情というか愛着はあったのかなあ?
GM:楠木千冬の最後に発した言葉がなんだたのかはわからない……ただ、その顔は安らかであった……。
一之進:八重の隣に……。