最終話 其ﾉ三十二：まひる＆さよ～旅立
GM：さて、後どんなシーンが欲しい？
白銀：あ、まず小夜さんに恩義を返したいです！
GM：はい。
白銀：小夜さんに、【毒堕とし】を使用します。変調の行方不明を解除したいので……。
さよ (GM)：「あら……ありがとうございますわ」
白銀：「……お二人は、一緒にいるべきだと……そう思います」
さよ (GM)：「ふふ、あなたも……ね」
白銀：「……はい」また、耳まで真っ赤になってうつむいてしまいます。*1……判定しなくていいですよね？
GM：エンディングだからね。
まひる (GM)：「ありがとね、白銀」
白銀：「……いえ。やっと、恩義がお返しできました」
一之進：（遠巻きに見守っている）
さよ (GM)：「千冬さんは結局、私からみたら利用するだけ利用したって形になるのかしらね……」と顔を曇らせます。
白銀：「……それはどうでしょう？ 千冬さんは頭の良い方でしたから。それも織り込み済みだったかもしれません」
まひる (GM)：「そうかもだね～アタイたちはそろそろ行くよ」
白銀：「……はい。お二人ともお元気で」
さよ (GM)：「次に逢うときは結婚式かしらね……ふふ、失礼いたしますわ」*2
白銀：「……からかわないでくださいっ」
一之進：（……まったく、手ごわい小娘だ）
まひる (GM)：「まったね～」
GM：その声が聞こえたかどうかはわからない……ただ、後には笑い声だけがこだましていた……。
