誰かが忘れたおもちゃ箱

TRPGオンラインセッションのリプレイを載せていこうと思います

最終話 其ノ三十四:一之進&白銀~旅立

白銀:一之進さんさえ良かったら、最後に白銀とのシーンにおつきあいただければw
一之進:どどどどどどどうぞ……かはっ(吐血
白銀:やめてほしかったら、やめておきますw
一之進:やろうか。( ´ー`)y-~~
白銀:では、そろそろ朝日が昇ろうというころ。「……一之進さん」と一之進さんだけを呼び止めます。
一之進:「……なんだ?」
二三雄:空気を察して「二人とも、先に行きますねー」*1
白銀:「……一之進さん。『国益国益というが、何が目的なんだ』と以前、おっしゃいましたね」確か、第参話でのドラマシーンです。
一之進:「言ったかも…しれないね」
白銀:「……比良坂機関の目的は国益を守ること。保護されてから、わたしは……それだけを教え込まれてきました……父母を慕う気持ち、里の人々を殺した被疑者への憎悪。表には出さないようにしているうちに、いつしか感情そのものを失ったと思っていました……」
一之進:「辛い過去だったな……」
白銀:「……でも、一之進さんに言われて……初めて、自分の頭で考えてみました。……わたしは……国って、そこに生きる人々のことだと思います。……人の住まなくなった隠れ里が、里と呼ばれなくなるように……人の住まない土地は、国とは呼ばれませんから。……この国……ここに住まう人々を危害から守る。それが、わたしにとっての『国益を守る』ということです。あのときは、守れませんでしたから。……これまで、池田巡査長がわたしの兄代わり。上司がわたしの父で、比良坂機関が帰る家でした。でも……」ここでまっすぐに一之進さんの蛇の瞳を見つめ、言います。「……一之進さん。わたしは……あなたと家族になりたいですっ!」*2
一之進:咥えていた煙管をポロリと落とし、唖然とした表情で蘭を見つめる。「か……家族……?」
白銀:「……ダメ、ですか?……わたしには感情が欠けていて……これが愛情なのか、まだ良くわかりません。……でも、一之進さん。わたしは、ずっとあなたのそばにいたいです。……ダメですか??」
一之進:「人間らしくて、いいんじゃないか?」*3
白銀:「……そう、でしょうか。これが、人間らしい感情?」
一之進:「私はもう、ヒトじゃない、異形の者だけどね。でも君と戦ってわかったこともある。君と共に闘ってきて……人を信じることをおもいだした、蘭、君が思い出させてくれた」
白銀:「……はい……」
一之進:「私はもう楠木家の人間ではない。君たち比良坂を仇とする隠忍だが……」
白銀:そのことなんですが、GM
GMん?
白銀:白銀の流派を比良坂機関からハグレモノに変えたいです。比良坂機関から抜けて、抜け忍のハグレモノになります。*4
GMあぁ、そういうことね。どうぞ。
白銀:はい。
一之進:「君がどれだけ真剣かよくわかったよ、蘭」
白銀:「……はい」
一之進:「ありがとう……これからも……その……共に歩もう」
白銀:「……はいっ!」雪のように白い頬は喜びに上気し、瞳からは真珠を想わせる涙がこぼれ落ちました。*5
一之進:これからしばらくして鳥日子のもとを去り、隠忍の本流を抜け、鞍馬神流-魔王流に属し、静かな山里で白銀と静かに暮らします……白銀蘭の生まれ育った里によく似た場所で。
白銀:ああ、いいですねえ。
一之進:OK?
GMお好きにw では、これでシノビガミ……楠木家の物語を終わりにします。お疲れ様でした。
白銀:はい、お疲れさまでした!
二三雄:お疲れさまでしたー。
一之進:もうこん!おつかれさまでした。

*1:
GMGMの休憩タイムその2w
二三雄:ニヤニヤしながら見てるので、頑張ってえ!
一之進:ここまで来て振られる心配をしてまう。
二三雄:男なら当たって砕けろだ、行ってこい兄さん!
一之進:やーーーだぁーーーー!
まひる (GM):がしゃーん! ぱりーん!!
白銀:www

*2:
GM|д・)
二三雄:|゚Д゚) ) )
一之進:目頭あつくなるわー。
一之進:これ責任重大だな。
まひる (GM):おきらくごくらく~♪
二三雄:素晴らしいなあ。僕なんか女の子とキャッキャしてれば楽しい!って感じだし。
まひる (GM):家長、家長!
二三雄:んん?なんです?

*3:
二三雄:ええシーンや……。

*4:
一之進:いやまさかこんな落ちになるとは思わなんだ。
二三雄:あー、まひるとさよのアドレス聞いておけば良かったー!
まひる (GM):家長なんだから、もっとしっかりしなきゃ……。
二三雄:いや、まだ父さん生きてるし…。
まひる (GM):次は?
二三雄:えええええと……。(目をそらす
GMねぇ二三雄さんや?
二三雄:はい?
GMこんなシーンで終わるなんて思ってた?
二三雄:いいやー?もっとこう、いつものようにドタバタっとした感じで終わると思ってたけどねえ。

*5:
二三雄:ええシーンや。(また言う。
GMうん、ね。